■音楽にお金を払う人の減少続く
2012年11月1日、ネットリサーチ会社「
マイボイスコム」が「
音楽ダウンロードの利用のアンケート調査(5)」を発表した。
同調査により音楽にかけている
お金が0円と回答した人が
68.6%になることが明らかとなった。
70%近くの人が音楽にはお金をかけないと回答しており、この傾向は2004年の第一回目の調査と比較すると14ポイントの増加となっている。
「
音楽離れ」の傾向はいまだに続いている状況だ。
■違法ダウンロード罰則化も音楽離れ防止に効果なし
同調査は2012年10月1日~10月5日にインターネットにより10,703名の男女各年代に対し行われたものである。
〔あなたは音楽CD・DVDの購入やレンタル、曲のダウンロードなど、音楽を聴くために1ヶ月あたりどの程度のお金を使っていますか〕
この質問に対し、約70%の人が「0円」と回答している。違法ダウンロード罰則化によって、音楽業界は売上の増加を見込んでいたのであろう。
しかし、このアンケート結果では、全くその効果は上がっていない。
「
音楽離れ」は法律でどうこうできるような問題ではなかったということである。
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naka773】
音楽ダウンロードの利用のアンケート調査(5)|ネットリサーチのマイボイスコム
http://www.myvoice.co.jp/biz/surveys/17113/index.html