ベンチャーからの成功
電気自動車ベンチャーの米テスラ・モーターズ(カリフォルニア州パロアルト市)が先月1月29日、新規株式上場計画を米証券取引委員会(SEC)に登録した。
米電気自動車ベンチャーの上場は実現すれば初めての事となり、米ベンチャー各社の上場計画に弾みがつく可能性がある。
会社概要
テスラ社は2003年設立され、現在従業員約500人程擁している。環境に考慮した2人乗り電気スポーツ自動車「ロードスター」を販売するほか、12年にはセダンを投入する計画を表明している伸び盛りの企業である。今までに消費者向け高性能電池自動車の生産に焦点を当てた自動車を各種販売している。
同社の09年1~9月の売上高は9300万ドル(約84億円)で、最終損益は3100万ドル(約28億円)の赤字だったが、今回の上場によって最大で1億ドルの資金調達を目指しているそうだ。上場日などは現在は未定であるが、今後の活動に注目するところである。
テスラモーターズ