21番目の拠点
住友商事は、
メキシコに農薬販売会社を設立したと発表した。この新会社は住友商事グループが100%出資してつくる「サミット・アグロ・メキシコ」従業員は17人、世界で21番目の農薬販売の拠点となるという。
販売権を獲得
日本のメーカーから、
土壌改良剤や殺虫剤などを仕入れて地元卸売会社に販売する仕組みだ。また、既にアメリカの農薬メーカーからもメキシコ国内での独占販売権を獲得している。
成長期待
住友商事はでは「メキシコの農業分野は、対米農産物輸出は年率9%の高成長を続けており、食糧生産基地としての重要性が年々高まっています。農薬市場は最近5年間で年率12.4%の成長を遂げ、2008年度は約8億1,400万ドル(世界第15位)の市場規模に達しており、今後も持続的に成長すると予想されています」と事業拡大が見込めると判断した。