CHINTAIとエイブル、経営統合へ
賃貸不動産情報誌を発行するCHINTAIと賃貸仲介業大手エイブルは12日、共同持ち株会社方式で11月に経営統合すると発表した。
CHINTAIは情報誌やインターネットで、またエイブルは全国の直営店舗にて不動産物件情報を提供しているが、もともとCHINTAIはエイブルの前身から生まれた会社で、いまも創業者一族が両社の株主という関係がある。
両社は事業重複が少なく、異なる仲介手法を得意としていることから、統合により賃貸物件の仕入れや情報掲載数の取り扱い数増加が見込め、競争力強化につながるとの判断がある。
持ち株会社は「エイブルCHINTAIホールディングス」
両社が完全子会社となる持ち株会社の名称は「エイブルCHINTAIホールディングス」で、会長にはCHINTAIの佐藤茂会長が、社長にはエイブルの平田竜史社長が就任する。
CHINTAIとエイブルは、それぞれ事業会社として傘下に入り、ブランドは残すという。
両社の株主には、CHINTAI株1株に対し持ち株会社株100株、エイブル株1株に対し同2.3株が割り当てられる。

CHINTAI
http://www.chintai.net/エイブル
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