レンタル料金は半額以下に!
格安レンタカー業界大手のレンタスが運営する「ニコニコレンタカー」は、2008年12月の会社設立から1年半で約400店のフランチャイズを展開したという。実に1日1店舗のハイペースだ。
一般的なレンタカーは、コンパクトカー(排気量1500~1800ccクラス)を半日借りると約5000~6000円程度だが、同レンタカーの場合は、同じ条件でも2500円程度で済むことが、この飛躍的な伸びの背景といえそうだ。
この低価格実現は、ガソリンスタンドや自動車整備工場などが本業で、設備をそのまま利用し自社の整備士がメンテナンスする中古車を運用することで、人件費や車両整備費用も低く抑えられることによる。
高速道路料金の引き下げも後押しに
楽天リサーチと楽天トラベルが共同で実施した「今年の夏のレジャーに関するインターネット調査」では、昨年よりも国内旅行を中心としたレジャーを楽しむ人が多くなる結果という。
国内旅行の移動手段を聞いたところ、マイカーやレンタカーの利用が断トツのトップとなり、また高速道路料金の引き下げが影響かを聞いたところ、「影響を与える」が66.7%と過半数を上回る結果となった。
高速道路料金が安いということになれば、レンタカーを借りても交通費全体の額を押し下げることとなり、いまの環境は、こうした格安レンタカーにますます向かいそうな状況が作られつつあるといえそうだ。

レンタス(ニコニコレンタカー)
http://www.rentas.co.jp/楽天アンケート
http://research.rakuten.co.jp/report/20100716/