
Twitterでは誰も彼もが当たり前のように「銀座なう」とか「今蕎麦屋に入った所なう」などとつぶやいている。この「なう」を使いだしたのは、「うめけん」こと梅崎健理君、17歳の高校生。「なう」は、2010年『ユーキャン新語・流行語大賞』のトップテンに入り、梅崎君も受賞している。
「うめけん」が起業
この「うめけん」はTwitterで2万人以上のフォローワーがいるツワモノ。ソフトバンクの孫社長ともTwitterを通じて知り合った。孫社長も学生時代に起業したから、親近感があったのだろう。その後交流を深めているそうだ。この出会いがきっかけとなり、知己が増えた「うめけん」。とうとう12月1日に株式会社ディグナを立ち上げた。17歳の社長の誕生である。「志ある若い人と社会をつなぎたい」というから、大したものだ。
資本金の300万円は、「うめけん」がこなしたたくさんの講演の講演料と貰ってきたお年玉を当てた。なお、5人いる社員は1人以外10代というから驚き。ウェブデザイナーは中3の男の子だそうだ。
閉塞感あふれる日本社会だが、こうした若者たちを生み出すのだから、まだまだ底力があるのではないだろうか。若者たちの今後が楽しみだ。
株式会社ディグナうめけん