2011年1月コンビニ売上高の動向は
飲食店や小売店など消費者を客層とした企業を設立したいと考えている人にとって注目される経済指標が発表されました。
2011年2月21日、社団法人・日本フランチャイズチェーン協会(JFA)が、2011年1月の全国の主要コンビニエンスストアの既存店売上高などを公表しました。
(画像は、社団法人・日本フランチャイズチェーン協会トップページ)
2011年1月の既存店売上高は、2010年1月に比べ5.1%増加の6050億円となり、3か月連続で前年を上回りました。また、2011年1月の既存店における平均客単価は、2010年1月に比べ4.4%増加の602.0円となり、2か月連続で前年を上回りました。
2011年1月コンビニ売上高から見る注目すべき動向
ここで、消費者向け企業関係者にとって注目されるのは、平均客単価と売上が伸びた品目です。
そして、社団法人・日本フランチャイズチェーン協会が公表した2011年1月度のJFAコンビニエンスストア統計調査月報によると、コンビニの売上を押し上げた品目としてたばこが指摘されました。
2010年10月に実施されたたばこ税増税以来、禁煙に向かう愛煙家が増えたと各メディアで報じられていましたが、今回の統計調査月報を見る限り、根強いたばこ需要があることが裏付けられました。
このことから、飲食関係の起業を目指す人にとっては、肩身の狭い愛煙家にも配慮した店づくりも大切な要素といえるのではないでしょうか。

社団法人・日本フランチャイズチェーン協会
http://jfa.jfa-fc.or.jp/