試買した8割以上の健康食品は不適正表示・広告だと指摘
食品分野や美容分野の会社設立を目指している人にとって注目すべき情報です。
(画像はイメージ)
平成23年5月31日、東京都は、「健康食品の不適正な表示・広告にご注意! 平成22年度健康食品試買調査結果」と題する報道発表を行いました。この報道発表によると、東京都は、法令に違反する疑いがある健康食品については、試買調査を行っているとのことです。
気になる発表の中身は
この中で、東京都は、健康食品を販売する店で購入した健康食品の製品においては88品目中75品目、ネット通販で購入した健康食品の製品においては63品目中54品目に、不適正である広告や表示がみられたと発表しています。
不適正表示だと指摘している例
そして、東京都が公表した『平成22年度健康食品試買調査結果(平成23年5月31日現在)』において、不適正な表示や広告の例としては、
「メタボ対策に有効」(健康増進法上、不適正な表示)や「肌荒れ・むくみ解消」(薬事法上では医薬品とみなされるもの、東京都HP、および法令調査として法令データ提供システム、電子政府の総合窓口 イーガブHPを参照。)
という表示や広告であると指摘しています。
これらを見ると、健康食品の広告では、一般的によく見られる内容といえます。つまり、健康食品分野の企業関係者にとっては、法令違反をしないための広告などを作るには、細心の注意を払う必要性があることを意味します。
食品規制の具体的な法令とは
なお、健康食品など食品における広告や表示に関しては、以下の法令において具体的に規制されています。
<参考・食品規制に関する法令>
・薬事法第六十八条(承認前の医薬品などの広告を禁止)
・健康増進法第三十二条の二(健康の増進に関する誇大表示を禁止)
・食品衛生法第十九条第一項および二項、および第二十条(食品や添加物の表示の遵守および誇大広告などの禁止)
・JAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)第十九条の十三の二(品質に関した表示の遵守)
・景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)第四条第一項第一号(優良誤認などの不当表示を禁止)
東京都のHPおよび法令調査として法令データ提供システム、電子政府の総合窓口 イーガブHPを参照。
よって、美容関係や健康食品関連分野の会社設立を目指す人には、薬事法などの食品規制に関する法規に違反しない広告や表示をするための情報を収集してほしい。

健康食品の不適正な表示・広告にご注意!平成22年度健康食品試買調査結果(報道発表資料、東京都サイト内)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2011/05/60l5v100.htm『平成22年度健康食品試買調査結果(平成23年5月31日現在)』(報道発表資料、東京都サイト内)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2011/05/60l5v101.htm東京都
http://www.metro.tokyo.jp/index.htm法令データ提供システム(電子政府の総合窓口 イーガブサイト内)
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi