アンドロイド端末の脆弱性に関するレポートが公表
スマートフォンに関心が高い起業家や企業関係者にとっても注目すべき情報です。
2011年6月22日、独立行政法人情報処理推進機構(以下IPAとする)は、「IPA テクニカルウォッチ『スマートフォンへの脅威と対策』に関するレポート~IPA自らの検査に基づくアンドロイド端末における脆弱(ぜいじゃく)性対策の実情と課題の考察~」と題した情報をIPAホームページ上に公開しました。
(画像は、独立行政法人情報処理推進機構ホームページトップページ)
気になるレポートの中身は
今回発表されたIPAのレポートによると、IPAは、米国のGoogle社が提供している基本ソフト(OS)である「Android(アンドロイド)」を搭載したスマートフォンの脆弱性を調べたとのことです。
そして、今回のレポートで注目すべきは、脆弱性が発見されたアンドロイド端末において、10か月以上経過したのにもかかわらず脆弱性対策ができていない端末が存在すると指摘している点です。
よって、脆弱性対策が不十分とされたアンドロイド端末を使用をしている起業家や企業関係者には、アンドロイド端末に保存している機密情報の流出などを特に注意してほしい。

IPA テクニカルウォッチ 『スマートフォンへの脅威と対策』に関するレポート~IPA自らの検査に基づくアンドロイド端末における脆弱(ぜいじゃく)性対策の実情と課題の考察~(独立行政法人情報処理推進機構サイト内)
http://www.ipa.go.jp/about/technicalwatch/20110622.html独立行政法人情報処理推進機構
http://www.ipa.go.jp/