暫定基準値超のセシウム入り牛肉が一般流通
放射能汚染食品問題で衝撃の事実が発表されました。
(画像はイメージ)
平成23年7月13日、東京都は、『福島県産の牛肉の放射性物質の検査結果について(第4報)(市場に流通した6頭分の流通状況調査結果)』と題した報道発表を行いました。
この東京都の報道発表や厚生労働省ホームページによると、福島県南相馬市産の牛肉から暫定基準値を超えた放射性セシウムが検出されました。そして、この放射能汚染された牛肉の一部が、すでに一般流通していたとのことです。
気になる流通先とは
また、現在判明している暫定基準値超のセシウム入り食肉(牛肉)の流通先は、以下の通りです。
<暫定基準値を超えた放射性セシウム入り牛肉の流通先>
北海道千歳市、秋田県、千葉県船橋市、東京都(渋谷区、中央区、新宿区、練馬区、荒川区、品川区、板橋区、府中市、多摩市、町田市、日野市)、神奈川県(横浜市、川崎市、藤沢市、相模原市)、静岡県、静岡県静岡市、愛知県、大阪府、大阪府大阪市、兵庫県姫路市、徳島県、愛媛県、高知県高知市(7月13日までに公式発表されたもの、東京都HP、北海道千歳市HP、厚生労働省HP、徳島県HP、高知県HPより引用)
今後の影響される懸念とは
今回の事件により、飲食店や食品業界、および小売業界では、取引先や消費者の懸念に対応するために素早い対応を迫られています。
そして、今回のセシウム入り牛肉の一般流通が起こったことにより、消費者による牛肉などの福島県産農水産品離れを起こす懸念が生じました。今後は、自治体や国の検査体制や情報提供体制がどれくらい拡大されるかが注目されます。

厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/『福島県産の牛肉の放射性物質の検査結果について(第4報) (市場に流通した6頭分の流通状況調査結果)』(報道発表資料、東京都サイト内)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/07/20l7d200.htm東京都
http://www.metro.tokyo.jp/index.htm北海道千歳市
http://www.city.chitose.hokkaido.jp/index.cfm/1,html徳島県
http://www.pref.tokushima.jp/高知県
http://www.pref.kochi.lg.jp/